静岡県静岡市葵区郷島 臨済宗 妙心寺派 冷泉山 秘在寺
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卒業証書22年度 賤機北小学校
22年度賤機北小学校 6年生第7回 「やまびこ修了証書」作成
平成23年3月21日(月)更新
平成23年3月17日 6年生7名はそれぞれの修了証書を長野校長先生からいただいて 賤機北小学校を巣立っていきました。 今年の証書は一人一人の特徴を称えた世界で一つしかない自分だけの 修了証書です。 子どもたちは一年間、まず郷島和紙の歴史や紙の出来るまでを学び、 楮の生長観察・楮の伐採・トロロアオイの栽培・蒸す・黒皮取り・打解・ちりより・紙漉き・板張り まで全ての段階を学び体験しました。 今年は和尚は残念ながら用事が重なっており 卒業式に出られないため前日にその雰囲気を感ずるべく小学校に いってきました。 |
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静岡市立賤機北小学校 |
23年3月16日卒業式前日 |
年間を通じ和紙が出来るまでの作業を、克明に記しております。 |
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平成23年1月24日更新
平成23年1月24日午前9:30~3:00 証書漉き作業 |
風邪で休む子もなく、六年生7人全員揃って証書漉きができました。一日じゅうお疲れ様でした。良くがんばりました。きっとでいい紙が出来ると思います。 板張りは来週の月曜日31日になりました。 |
汲み込んだ桁が小学生には重いようで、何回かやり直しもありましたが、1人10枚ほど半紙サイズの紙を漉くことが出来ました。 |
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トロロ葵の根も1年かけて栽培し、いい粘液が出ました。 |
チリ1つなくきれいに楮の原料を作りました。 |
平成23年1月22日更新
平成23年1月20日 原料の打解とトロロ葵の粘液抽出 |
いよいよ来週月曜日は証書漉きです。 1月24日(月)は友引、紙漉き和尚の準備も万端です。 |
学校で打解し何日もかけて精製した原料を、工房でさらにビータにかけ、さらに数㍉のチリまでつまんでとります。 | 学校の畑で5月に種まきして育てたとろり葵の根を、洗って石臼でつき粘液を抽出する作業です。 |
平成23年1月13日 楮伐採 原木蒸し 皮はぎ作業 |
本日は六年生7人と五年生2人加わって作業をしました。今日収穫して黒皮にした楮を、来年の六年生が証書にします。来年は六年生2人のようです。 |
太い楮で周囲10数㎝長さ3メートル少々に1年で成長しました。 |
今回は一日前にゆうしん舎男衆の手を借り、フェンスの外側の楮も伐採したため、蒸し釜にぎゅう詰めになるほど収穫できました。 |
1時間半ほど蒸している間に、早飯(昼食)を食べて皮剥をやりました。面白いほどスルスルとむけ、楮の芯の枝はきれいに黄色く輝いております。 | しばらく天日干しし来年のために貯蔵しておきます。 |
黒皮取り 平成22年8月4日 参加者 6年生7名 中学1年生2名 又漘舎メンバー |
今年も証書作成の授業が始まり、6年生7人が1年間取り組みます。 第1回目は6月3日薬師庵にて「和紙のできるまで・郷島紙の歴史」など和紙の基礎知識を学びました。この日は今年から変わられた長野校長先生もご参加下さいました。 (写真撮影を忘れました) 第2回目、夏休み初めに昨年の6年生(中1)女子2人も手伝ってくれ、初めての作業の黒皮取りをしました。暑い日だったのでシートを張っての作業で、子ども達も大変だったでしょう。約2㎏程の楮の表皮をケレンボーで掻き取る作業でした。 |