しずおか句碑の郷まつり 過去情報 





 

第5回 しずおか句碑の郷まつり

           平成21年3月8日(日)   秘在寺薬師庵・本堂

「しずおか句碑の郷」から句会のお誘いです。安倍川を一望できるとっても景色の良い句碑の郷で、同好の仲間と三椏の花を観賞したり、俳句や句碑談議をしませんか。
このまつりは句碑建立者に限らず、また俳句結社などにとらわれず、どなたでも自由に参加できます。なお毎年最優秀句1句を合同句碑に刻み建立します。どうぞふるってご参加下さい。

日  時  平成21年3月8日(日) 午前10時
会  場  秘在寺 静岡市葵区郷島506番地
日  程  開 会 午前10時
投 句 ・当季雑詠1句 
     ・兼題『鴬』(未発表作品) 
      出句〆切11時半 当日参加者のみ
アトラクション 箏尺八演奏
   昼 食
句 会 互選・合評
   閉 会 午後3時
会  費 2,000円(昼食代が含まれます) 
主  催 しずおか句碑の郷づくり委員会 
問い合わせ 秘在寺 
電話 054−294−0542
    FAX 054−294−0709
seidou-takeyama@nifty.com
 http://www.ric.hi-ho.ne.jp/hizaiji/

申し込み〆切日  3月3日 秘在寺まで
FAX・メールで受け付けます。
・日程
会長挨拶
山頭火句碑献花  挨拶
詩吟
新句碑除幕
アトラクション 箏、尺八
句会  互選  入選句発表

参加者 23名   投句総数 63句

賞品
 ・特選 合同句碑 お茶 お餅
 ・準特選 和紙セット お茶 石の置物 お餅
 ・入選 和紙セット 
 ・参加賞 和紙セット
演奏曲目
箏:荒城の月、鳥のように
尺八:刈干し切り歌、鹿の遠音
合奏:春の海
特選句 1句
  草萌えや碑いずれ地になじむ
            梛すゞ子
 
互選により昨年と同様、梛さんが特選を取りました。

準特選句 3句    入選句 14句
句碑まつり 箏演奏
句碑除幕 表彰
選句 選句

平成20年6月3日更新
第4回 句碑まつり

第4回しずおか句碑の郷まつり 平成20年3月9日(日)
参加者 30名  投句総数 57句優秀賞句碑
先ず初めに、この「しずおか句碑の郷」を開くきっかけになった、山頭火の句碑に献花をし、今回は森田安信さんに「つつましくも山畑三椏咲きそろひ」の句を吟詠していただきました。

そして昨年の最優秀句
山いくつ洗ひあげたる春の雨」鈴木とめ子さんの句碑を除幕披露しました。
この特選句碑建立は昨年から始めたことで、とめ子さんの句碑が第1号で、その右側に20年度最優秀句のすづ子さんの句碑も4月に建立しました。
永田氏前衛書
句会では今年は梛すゞ子さんの
紅梅の空ゆるぎなし供養塔」の句が互選で最優秀句に決まりました。
永田氏を囲んで永田氏を囲んで2

講演
 現代書家の永田文昌氏[毎日書道展審査委員・独立書人団審査委員]に「現代書の見方感じ方」についてお話をしていただき、実際に半切の紙を広げて「春」の字を種々の書き方で、実演をしていただきました。
初めて拝見する現代書の大胆かつ繊細な運筆に、一同感動しました。

特選句  
 紅梅の空ゆるぎなし供養塔  
                梛すゞ子

準特選句 
 三椏や句碑の一つに山頭火   
                佐野つる子

 秘境まで走る山並うららけし   
                鈴木とめ子

 一つひとつ句碑に顔あり名草の芽  
                山崎義人

 草青む村に根付けし友の句碑   
                塚本ぎん恵

 釈迦の手にやさしき風や悔の花   
                望月鐘雄


入選句

紋悔や先枝争ふ空の碧   
             葛野貞夫

自分史を句碑に託して春一ト日   
             渡辺一弥

句碑に酒たてまつる春の雁   
             鈴木とめ子

前山も脊山も笑ふ句碑の郷   
             篠原はまな

うららかや並びて開く友の句碑  
             篠原はまな

山笑ふ山彦返る句碑まつり   
             清水志げ乃

半眼の如来の瞳春の風   
             武山清堂

花三椏歳月石を仏にす  
             片田千鶴

峰峰を雲のたなびく寺の春   
             大谷美智子

青あをと芹を流れる渓の水   
             鈴木みちゑ

三椏を背負ひし句碑の除幕式   
             塚本ぎん恵

遠嶺に無垢の残雪慈母観音   
             渡辺恵美

どの組もしんがりは母青き踏む  
             藤島康一

句碑まつり詩吟こだまし山笑う   
             榎本久代

平成19年3月15日更新

第3回 しずおか句碑の郷まつり  平成19年3月11日(日)  参加者30名
受 付(薬師庵前)午前九時半 開会10時

・開会あいさつ  
・山頭火句碑献花
・吟詠   
・山頭火句碑の会挨拶 
・新句碑除幕挨拶  
        小林芳枝氏 松下秀夫氏
 *秘在寺本堂に移動
・山頭火について講話 小林靖男氏

  投句〆切 提出受付に 11:30
(当日参加者のみ、未発表作品・当季雑詠)
・昼 食  
・邦楽演奏  箏  尺八 

・句会 互選  
・入選句発表   
・閉会あいさつ   
句碑まつり
句碑まつり
挨拶
句碑除幕
選句
優秀賞
賞品 優秀賞授与
閉会挨拶 箏尺八演奏


しずおか句碑の郷まつり句会報告
・句会参加者25名  投句総数50句

賞品

・特選句   1句 合同句碑建立
・お茶・野菜
・準特選句  4句  和紙セット・お茶・梟の置物・野菜
・入選句   8句  和紙セット・野菜
・参加賞        和紙セット
特選句 鈴木とめ子

 山いくつ洗ひあげたる春の雨



準特選句
       村松忠治
 囀りに返す口笛谷渡る

       梛すず子
 水音に添へば三椏花明り

       武山清堂
 三椏や大河見渡す句碑の郷

       望月昭良
 四方より芽吹き香れる句碑の郷                      
  入選句

新句碑の文字染めてゆく春時雨  望月昭良

安倍川に靄立ちこめし薬師庵   望月 弘

朗々と献歌とどろき郷の春  小林靖男

三椏や初音聞こゆる紙の郷  安冨 忍

本堂に童画の筆勢よき初音  渡辺一彌

游石禅太古かしこみ初音かな 渡辺恵美

花びらに雫光りて落椿  小林ひさ江

麗や大河真向ふ句碑の里  村松康代