しずおか句碑の郷まつり


平成22年4月11日更新

第6回しずおか句碑の郷まつり

平成22年3月14日(第2日曜日) 秘在寺
参加者 40名

今年は晴天に恵まれ、穏やかな句会日和の一日でした。
参加者は今までで最高の40名でした。
今年は望月弘氏の新たな句碑建立があり、これで40の句碑が建立されました。
昼食には琴2重奏が演奏され、皆さんうっとりと琴の音に聞き惚れていました。
投句は120句、互選の結果特選者が4名になり、最終的には杓谷多見夫氏の句を建立することになりました。

特選句   今日生きて菜の花の季と思いけり    杓谷多見夫
句碑まつり
 会長の村松忠治氏挨拶
箏演奏
アトラクション 箏演奏優秀句碑表彰
特選表彰 杓谷多見夫氏
句碑除幕
昨年の特選句碑
 梛すゞ子氏除幕除幕挨拶
 望月弘氏 句碑除幕

 得点表
             句会互選 得点表
  
日 程
・開会あいさつ              

・山頭火句碑献花
山頭火句碑の会挨拶         

・新句碑除幕挨拶  望月弘氏

・特選句碑除幕・紹介 梛すず子氏

投句〆切 提出受付に       
 *秘在寺本堂に移動

・アトラクション  箏演奏  

・昼 食  弁当接待       

・句会 互選   進行      
 入選句発表

・閉会あいさつ
投 句 ・当季雑詠2句 
・兼題『菜の花』1句 (未発表作品)
     
第六回しずおか句碑の郷まつり
平成22年3月14日 秘在寺
             (投句者全員による互選)

特選句   今日生きて菜の花の季と思いけり
                     杓谷多見夫
準特選句  芽吹くものみな芽吹かせて谷谺
                     渡辺恵美
        さくさくと春の日差しを鋤きこみぬ
                     縣はつ江
        薬師庵開き春光ほしいまま
                     梛すず子
入選句  山里の橋桁高く揚雲雀
                     原川ちよ
      菜の花の道行く幼児赤い靴
                     鳥山謙司
      青き踏む句碑のかなめに山頭火
                     よしと
      風光る千年のかや大地噛む
                     佐野つるよ
      裏山は児らの遊び場百千鳥
                     村松康代
      菜の花の何時も何処かが揺れてをり
                     石丸恭子
      山頭火句碑にたっぷり春の酒
                     石丸恭子
      遠き日の姆(はは)のぬくもり花菜雨
                     葛野貞夫
      山頭火菜そうや三椏花咲けり
                     片田千鶴
      旬といふ香りをいろに草の餅
                     佐野つるよ
      紙暖簾掛る工房風光る
                     小林ひさ江
      菜の花や大河の力戻りきし
                     清水百合子
      目覚めよき今朝のはじまり花菜汁
                     佐野つるよ
佳作   菜の花を愛し続けて米寿かな
                     篠原甲子朗
      菜の花に触れてやさしき風をしる
                     山崎よしと
      菜の花や牛頭菩薩の角を欠く
                     三岡栄一
      和紙の里三椏の花春の風
                     松下明則
      新句碑や場所良し石良し水仙花
                     片田千鶴
      こぼれ咲く菜の花明かり城跡かな
                     片田千鶴
      どこまでも竹戦ぐ音揚雲雀
                     吹井ふじ子
      並びたる句碑それぞれや黄水仙
                     小林ひさ江
      春日和酒につつまれ山頭火
                     新村とよ子