花園流詠歌和讃


NO15 延命地蔵御和讃(えんめいじぞうごわさん)
先住職随身武山宗恵、80歳後半の録音です。正規の楽譜と少々異なる音程の処もありますが、ご寛容に願います。
孝子乙女御和讃
帰命頂礼地蔵尊
六道能化(ろくどうのうげ)の錫(しゃく)をふり昼はひねもす夜もすがら
浜の真砂(まさご)の数しれぬ
後の世もこの世も闇はなかりけり
地蔵菩薩の慈悲の光に
南無延命地蔵尊

岩本清男さん植樹の枝垂れ桜
枝垂れ桜と安倍川

  18・3・20撮影  本堂裏山
 25年ほど前に「和尚さん儂もそろそろ近くなったから、お墓で見られるように参道に植えさせてください。元気な内は世話は儂がするから。」と故・岩本清男さんが植えてくれた、枝垂れ桜です。
 郷島宮前の枝垂れ桜とこの桜は、同じ時に植えたもので、地域のみんなとご先祖に清男さんが手向けてくれました。

花園流の主旨
花園流詠歌和讃は釈仏海老師を開祖とし、岩田貞雲師を流祖としています。
奉詠の目的は、開山無相大師の御徳に帰依して本派の教えを奉じ、
開基花園法皇さまの「報恩謝徳興隆仏法」のみ旨に副い奉り、
法悦歓喜、安心立命の願いを遂ぐるにあります。
願わくはこの深意を体し、同信同行の自覚に徹して、謹んで礼讃奉詠されんことを。
『妙心寺花園流詠歌和讃集』より
花園流御詠歌全国大会 静岡

平成18年11月21日〜24日
(22日に登壇) 静岡市 グランシップ

  
秘在寺支部・東禅寺支部合同で
 「宗門安心章御和讃」
 「生活信条御和讃」
御詠歌大会ポスター御詠歌大会
「生活信条御和讃」を箏3面尺八1管で伴奏しました。