花園流御詠歌過去情報


平成17年10月10日更新

 NO14 孝子乙女御和讃 (こうしおとめごわさん)    
日は暮る雨は降る野の道すがら
乙女心の一条に
笠森様へと願をかけ
みたらし川に身を清め
七十五段の箱梯子

救わせ給え観世音
かかる願いをたのむ笠森
孝子乙女御和讃

NO13 花詠院智山宗恵禅姉小祥忌(一周忌) 奉詠   
花園会御和讃・三宝恭敬御和讃
花園会御和讃 一周忌奉詠花園会御和讃

ゆかしその名花園の
一枝(いっし)のかおりとこしえに
涅槃(さとり)のみちをしめします
もろびと微笑みたとうべき

編曲 中島睦明氏
 先般7月2日 母・武山宗恵の一周忌を厳修したさいに、琴・尺八伴奏による御詠歌を奉詠しました。
 これは本山妙心寺無相教会本部が作曲者に依頼し、弦楽四重奏と琴のCDを作製し、新たな観点から御詠歌の普及公布を試みたものです。リハーサルは当日1回のみでしたので悪しからず。皆様のおかげで母のいい供養になりました。
 演奏はグループ邦友、御詠歌は静岡東教区第1部寺庭婦人有志と秘在寺泉会員です。
  
三宝恭敬御和讃一周忌三宝恭敬御和讃
     
あやにかしこきみ仏の
慈悲の光に照らされて
五濁(ごじょく)の悪世(あくせ)安らかに
清く正しく生くるなり
たぐいなき 三つのみ宝敬いて
生くるいのちぞ 尊かりける
御詠歌伴奏 箏尺八

NO 12正法山妙心寺第3番の御詠歌
(しょうぼうざんみょうしんじ)平成17年5月6日更新
南無や大悲の
みほとけの心の花に微笑(ほほえ)みて
無相のひかり かがやかすらん
南無大慈 南無大悲
南無観世音
正法山妙心寺第3番の御詠歌

NO 11西国札打御和讃(さいこくふだうちごわさん)  
  平成17年3月23日更新 
第1番に打つ札は 紀の国むろの普陀(ふだ)らくや
岸打つ波はみ熊野の 那智(なち)の御山にひびきつつ
峰よりおつる滝つせの 法(のり)のみな音聞くときは
西国札打御和讃

NO 10釈迦如来涅槃御和讃(しゃかにょらいねはんごわさん)  
平成17年2月10日更新
 
拘尸那(くしな)の森に夕日おち
提河(だいが)の河水(かすい)瀬を止(とど)む
天地静かに声なくて
沙羅樹(さらじゅ)の花ぞ乱れ布(し)く

今は早あらゆる御法(みのり) 説き尽し
涅槃の雲に 入り給(たも)う
南無大聖(しょう)釈迦如来
開山無相大師御和讃

NO 9 開山無相大師御詠歌(かいさんむそうだいしごえいか)  
 平成17年1月10日更新
永久(とわ)に
花の園生(そのお)に
照る月は
無相の光
影円(かげまど)かなり

開山無相大師御和讃
       

NO 8  釈迦如来成道御和讃 (しゃかにょらいじょうどうごわさん)   
 平成16年11月27日更新

人とし人の苦しみを 
おのが苦悩(なやみ)と心中(こころぬち)
あわれ太子ぞ早くより 深く思いを秘められし
へだてなくさとりの道はとげうべし
たてたるあかし永久(とわ)にかがやく
 
釈迦如来成道御和讃

NO 7  達磨大師御和讃 (だるまだいしごわさん)  達磨大師御和讃  
 平成16年10月24日更新

恭敬(くぎょう)礼讃南無達磨 円覚大師大尊者
南印度の香至国(こうしこく) 王子と生れ給いしが
三毒に燃ゆる心の 鬼火さえ
きえて痕(あと)なし面壁の床
南無達磨大尊者

NO 6  四国巡礼御和讃 (さいこくじゅんれいごわさん)  御詠歌  

ふるさとをはるばる ここにきみいでら
諸国修行の人々は 海山へだてて旅の空
姿もやさしきおいずるを 力とたのむ杖と笠
願うは大悲の妙智力 昨日は山路今日は里
日は何処と定めなく 長の旅路もいつしかに
花の都も 近くなるらん

NO 5    懺悔授戒御和讃 懺悔授戒

あわれ無明(まよい)の夜は長く 心の闇のふかければ
いつとしもなく罪とがを 重ねゆくこそかなしけれ
もろもろの罪おのずから消えはてて
仰ぐ恵日の影さやかなり

NO 4    水子地蔵御和讃 水子地蔵

帰命頂礼水子尊 あやめわかたぬぬば玉の
闇夜に消ゆる悲しみは いかになげかんすべもなし
はかなくも闇路に迷う 身なりとも
地蔵菩薩のみ手にひかれて

NO 3  三宝恭敬御和讃さんぼうくぎょうごわさん三宝恭敬和讃

あやにかしこきみ仏の
  慈悲の光に照らされて
五濁(ごじょく)の悪世安らかに
  清く正しく生くるなり
たぐいなき三つのみ宝敬いて
 生くるいのちぞ尊かりける

 
泉会

NO 2 釈迦如来御誕生御和讃 釈迦如来

帰命頂礼釈迦如来 大恩教主御仏は
南閻浮の中印度 迦毘羅の城も輝かに
花匂う卯月八日の朝まだき 生れ給いし藍毘尼の園

NO 1 生活信条御和讃生活信条


なやみは多き世にあれば 日毎一度は静座して
呼吸を調え身を正し 心たしかに保たなん   
大いなる恵の中ぞ 悦びは
尽きずただただ 掌を合わすかな