静岡県静岡市葵区郷島 臨済宗 妙心寺派 冷泉山 秘在寺
054-294-0542 お問い合わせ |
紙漉体験ノート 過去情報
平成20年12月15日更新
SBSメディアビジョン 歌手のダカーポ紙漉体験 |
平成20年11月20日 3人+4人 |
テレビ番組収録のため、ダカーポ夫婦と娘さんが紙漉体験をしていきました。 放映は21年1月12日午後3時SBSだそうです。特別番組でこの時点では番組名は決まっていません。 安倍川は日本一水のきれいなところで、徳川時代からいやそれ以前から、その水を使って町の文化が成り立ってきました。その水に関係する駿河の文化を紹介してくださるそうです。秘在寺の工房は4〜5分だそうです。お楽しみに。このHPの掲示板にも紹介しておきました。 |
|
平成20年12月8日更新
賤機都市山村交流センター安倍ごころ 手漉き和紙体験 |
平成20年11月13日 参加者8名 |
今年で2回目の紙漉体験講座を「安倍ごころ」が開いてくれました。 漉いた「はがき」は11月末に、我が紙漉同会のメンバーである安達氏がアート書の指導に利用してくれます。今回の引率は秘在寺の子ども会に6年間参加した野田平の望月さんでした。泣き虫の望月さんがすっかり大人になって、立派に役目を果たしてくれ嬉しく思いました。 |
平成20年9月21日更新
北部生涯学習センター 和紙講座 紙漉体験・私だけの和紙作り 日時 平成20年9月11日(木)・9月25日(木) 参加人数 12人 担当者 伊藤喜美代氏 |
|
9月11日は11人が集まってくれました。 お昼を挟んで午前午後2時間ずつ、紙漉も講話もゆっくり行うことが出来ました。 あいにく攪拌機のビーターが故障し、従来ながらの木槌打ち作業を行いました。 |
北部生涯学習センター 和紙講座予定 9月11日(木) 午前10時〜午後3時 (内昼食1時間) 10:00~12:00 紙漉き 半紙(長し漉き)原料(三椏7対楮3)、はがき(溜め漉き)原料(三椏100%) 12:00~13:00 昼食・自由散策 13:00~14:00 圧縮、ジャッキに(3トン)1時間程かけて水を切る.。水槽で洗ってビーター(攪拌機)に掛ける、さ らに晒す。 14:00~15:00 和紙漉きの工程・歴史・関係植物の話 9月25日(木) 午前10時〜午後3時 (内昼食1時間) 10:00~11:00 板張り 和紙を板に貼る。晴れていれば半紙を天日に干す。葉書は薬師堂に。 11:00~12:00 原料作り 黒皮取り、洗って干す(ケレン棒)、乾いた紙を剥がす。 12:00~13:00 昼食・自由午睡 13:00~14:00 紙の加工 連鶴折り・ステンシル(一筆箋作り) 14:00~15:00 和紙の作品の話 静岡市葵区郷島506 秘在寺内 手漉き和紙同好会ゆうしん舎 |
平成20年9月1日更新
安倍川の文化を学び、感謝する心を育もう 静岡青年会議所 未来学園運営室 未来を担う子どもたちに、郷土に愛着と誇りを持ち静岡市の自然や文化を大切に守る大人に成長することを期待し、企画運営をしました。 案内プリントより |
平成20年7月27日(日) 子ども参加者80数名 JCメンバー 30数名 静岡本山抹茶研究会5名 |
|
左写真 葉書漉き・黒皮取り体験をしました。午後雨が降り出し外での作業は、シートにたまった水を排水しながら行いました。 |
||
子どもを半数に午前と午後に分け、お茶づくり・お茶会・坐禅。紙漉と黒皮取り。 | ||
秘在寺のキャパシティーからして、100人は何と言っても多すぎました。 皆さんお疲れ様でした。いろんなグループがこのお寺を利用してくれることに心より感謝します。 |
平成20年7月16日更新
ふるさとキャンプ「体験ハイキング」 賤機北小学校 1年生〜6年生 参加者13名 平成20年6月12日 10:00〜13:00 |
紙漉体験を通して、地域のよさを子どもたちに感じさせたい。 小学生35人は「手ずつ花火作り」「魚釣り」「紙すき体験」の3グループに別れ、楽しい有意義な一日を過ごしました。 曇天にもかかわらず、カッパがカラフルで華やいだ雰囲気の写真が撮れました。 |
平成20年6月5日更新
常葉学園大学造形学部 平面造形演習 フィールドワーク(蜂谷先生) 2年生26名 |
平成20年5月8日pm1:00〜4:00 |
・郷島和紙の歴史 ・和紙が出来るまでの工程 ・和紙と洋紙の違い などの話を聞いた後、楮の表皮の黒皮取り作業を行いました。 写真を一見すると、ウナギを捕まえているようにも見えます。 |
楮の半紙と三椏の色紙漉き体験しました。 |
このフィールドワークでは、和紙の素材から作り方までを研究して、表現素材としての紙の可能性を体験し、それぞれの作品制作のヒントを見つけ出してください。 ー蜂谷ー |
薪割り体験もしました。 これは意外と奥の深い修行になります。 |
清水クラフトフェアー JR清水駅東口イベント広場・多目的広場 |
平成20年4月19日〜4月20日 午前10時から午後4時まで |
クラフト作家自らが制作した独創的な作品を展示、販売しながら人々の新しい出会いの場になるフェアです。陶芸、ガラス、皮革、金属、染織、木工作品など、世界に一つしかないオリジナル作品が並びます。 地域活性化の一助として優れた作家の誕生と、その作家たちの情熱を応援する市民文化が生まれることを願ってフェアーを開催します。 ー実行委員会パンフレットよりー |
|
全国各地から180名のクラフト作家が集い、一大テント村が出現しました。 クラフト体験コーナー 実行委員会の依頼で私たちのグループは・和紙を使った連鶴折り体験・アート書飾り、作りを行いました。 和尚は1枚の楮和紙を使って、17羽の連鶴折りを披露しました。 |
朝比奈和紙保存会・郷島冷泉和紙同好会 合同勉強会 |
平成20年5月8日 午前10時〜午後3時 場所 岡部町いきいき交流センター |
会員相互の交流を通じて、紙漉き技術向上を図ることを目的に、今回は私たち冷泉和紙同好会のメンバー4人が、岡部に出向いて勉強会を開きました。 | 皆さん大変熱心に紙のすき方、粘液の量、板張りの仕方などお互いのやり方を披露し合いました。 お土産に郷島から黒皮を一抱えお持ちしましたが、どんな和紙が出来るか楽しみにしています。 |
平成20年2月3日更新
しずおか流域ネットワーク みずがき倶楽部 紙漉体験 |
|
平成20年1月20日(日) 参加者 保護者と子ども30人 |
|
住職で研究家の武山清堂さんの、駿河和紙の歴史についてお話、紙すき体験(和紙の独特のしわとはだ触りを活かした自分だけの逸品を!) みずがき担当 安藤・五味 |
|
寒い日で焚き火にあたりながら、葉書漉き黒皮取り体験をしました。 年齢や学校単位を越え、学校を離れて保護者と子どもとお世話する人が一体となって、一緒に活動するグループ、大変有意な出合を持つことが出来ました。 次回は半紙ぐらいの紙を漉いて、安倍川の流木を使って「流木と和紙の造形」なんてものを作ったらいかがでしょうか。またお出かけ下さい。 和尚 |
|
紙漉体験本当にありがとうございました。 なにより武山さんの楽しいトークとスタッフの優しい対応は今でも忘れられません。 きれいな模様の安倍川紙子は最高級の芸術品ですね。 振り返りのとき、子どもたちから初めての体験でワクワク、ドキドキで面白かったという意見が多く聞かれました。 賤機北小のこどもがうらやましいと思いました。 今回出来た和紙は来月行う似顔絵教室の最終作品に使おうと思います。 伝統の和紙を生きた教材としていつまでも大切にしてください。 また、あえる日を楽しみにしています。 しずおか流域ネットワーク みずがき倶楽部担当安藤一整 |
成19年8月28日更新
賤機北小学校6年生 卒業証書作り | 平成19年8月27日 黒皮取り作業 6人参加 |
いよいよ今年も賤機北小学校の、卒業証書作りが本格的にはじまりました。この黒皮取りは7月の末に中学1年生をサポーターにお願いして一緒にやる作業でしたが、台風のため本日になりました。作業を始める前に楮の樹皮の説明をしました。一番外側に黒皮、その中に甘皮そして一番内側に紙の原料になる楮の繊維があり、黒皮が入って入る和紙や秘在寺に残る虫食いの和帳を見せて、紙を食べる この日も残暑が厳しく日よけをして、2キログラムの黒皮取りを北小6年生と同好会のメンバーで午前中掛けてやり終えることができました。中学生1年の海野君も参加してくれ、楽しい会話を聞かせてもらいました。 次回は楮を煮る夜業です。 |
平成19年8月5日更新
賤機中学校 平成19年5月24日 学区探検 3グループ21名参加 目的・賤機の地域について知り、地域の人に接することを通じて地域に対する関心や誇りを持つ。 |
賤機中学 若鮎セミナー「達人に学ぶ」 平成19年6月12日 参加者33名 目的・地域に伝わる大切な伝統文化の学習とそれに携わる方々から、生き方を学ぶ学習を目的とする。(中学生の総合的学習として) |
和紙の歴史、和紙の作り方、和紙の材料、和紙の利用等について質問がありました。 | 中学生の礼状より抜粋 先日は突然のお願いにもかかわらず、和紙づくりの体験をさせていただき、ありがとうございました。おかげさまで和紙づくりの大変さについて学ぶことができました。 特に心に残ったのは、はがきを作っている時です。作ってみるととても大変で、作っている人は心を込めて作っているんだなあと思いました。体験してみてはじめて作っている人の気持ちが分かった気がします。 皆様のご健康と一層のご活躍をお祈り申し上げます。 |
活動中の写真を撮る時間的余裕がありませんでした。ごめんなさい。 |
賤機北小学校 ふるさとキャンプ 紙漉体験 |
平成19年5月17日 参加者 15名(1年生〜6年生) |
||
今回ははがき漉きを体験しました。休憩時間には秘在寺菜園の、取り立てのジャガ芋をふかして食べました。子どもたちは美味しそうに、全部たいらげてくれました。 | これは色見本やジュースではありません。 粘液の粘度について確認している写真です。 左から瓜肌楓・美男葛・青桐・とろろ葵です。粘液のことをタモと言い、左から葉ダモ・蔓ダモ・木ダモ・根ダモです。この植物は全て秘在寺の境内に生えているもので、昔の人はいろんな植物から粘液を取り出して、紙漉に利用していたようです。やはり、とろろ葵が一番いい粘液がとれます。 |
常葉学園大学造形学部2年生 和紙漉き体験 平成19年4月26日 参加学生 21名 |
蜂谷先生の授業で、和紙の出来る過程の勉強にきました。 黒皮取り作業、半紙漉き、和紙の利用などを学び、紙衣の法被を着てその柔らかさ・軽さ・温かさなど風合いを学びました。 |
平成19年5月3日更新
浜松学芸高等学校 芸術科書道課程 紙漉体験 |
平成19年4月7日 参加者高校1年2年3年 28名 教員4名 |
引率教員のメールより 先日は大変お世話になり、ありがとうございました。生徒たちも全員が 紙漉を体験することができ、よい経験になったようです。 その後の生徒の様子を見ていますと、 これまでよりも紙が黒くなるまで練習する姿勢が見受けられ、紙漉をさせて 頂いた効果がでてきているように思います。また、見学 とは違い、実際に体験できたことは何よりの財産となり、生徒たちの心にも いろいろ思うところがあったようです。ご指導下さいました皆様に、くれぐれも よろしくお伝え下さい。本当にありがとうございました。 |
生徒の感想の一部です。 ・普段私の周りにはいろんな紙がある。何気なく使っているけれど、手間暇がかかっている。今思うとどれももったいない使い方をしている。半紙だっ て、ちょっと書いて気に入らなかったらすぐに捨ててしまう。先生にはもったいないからもっと練習しなさいと言われるが、あまり重要に感じていなかった。だ から、とても貴重な体験ができ、紙のありがたさを知った。紙を作ってくれている方に感謝をしたい。 ・紙漉体験と和紙についてのお話を聞いて、和紙作りにも歴史があり職人さんがいるのに、その紙に墨や筆を使って文字を書くというのは、うまく言えないけれど何か重いものだと感じました。ゆうしん舎の方々、貴重な体験をさせて頂き、ありがとうございました。 ・紙漉はかなりの力仕事でした。教えて頂いた皆さんが女性で、私にもできると思いましたが、実際やってみたら重くてたまらなかったし、バランスが 取れず、上下、左右に揺らすのも想像以上に難しく、大変でした。少し書いて気に入らなかったら捨てるというのは、しないようにした い。 |
当日は雨が降ってきて、 人数も多いことから黒皮取り体験が軒下で出来なく、 ステージにシートをかけて作業をしました。雨天用にポールは組み立ててあったのですが、 雨の中シートを張る作業は大変でした。たまたま由比の「灯り博物館」館長さんがいらしており、 電気屋さんであることもあってか、上手に張ってくれ大助かりでした。 作業中もシートに雨が溜まるため時々棒で突き上げ雨を流して、黒皮取り作業をしました。 ステージが出来て初めての雨天作業で、今後に課題が残りました。何らかの形で 費用を捻出し屋根を作るらなければなりません。 浜松学芸高校の皆さん雨天でご迷惑をかけました。この工房で書道をする高校生が 紙漉体験をするのは初めてです。できた紙に何か書いてみましたか。 日頃使っている紙とは書き心地も、思い入れも違うと思います。 また機会がありましたら紙漉をやってみてください。 ありがとうございました。 |
すんぷ表装会 紙漉体験と拓本刷り | 平成19年3月15日 10時より 参加者13名 |
半紙漉き体験と拓本刷り |
どなたも手先が器用で上手に拓本が取れました。 |
平成19年3月15日更新
麻機村塾 紙漉体験 参加者10名 平成19年2月18日(日) |
|
参加者10名、葉書漉きを体験し、その後1時間ほど駿河和紙の歴史についてお話させていただきました。 |
郷土を愛し、郷土の活性化、地域づくりと生涯学習の拠点づくりなど、多彩でユニークな活動をしているグループ「麻機村塾」(塾長井上登)。このグループは、静岡市東部の麻機地区の有志が集まり、平成6年に発足し、今では塾生も30人になった。
このグループは昨年の早い内から、紙漉体験の申し込みがありましたが、活動日が日曜日のため和尚との日程の調整がつかず、延び延びになっていました。 |
18/12/16更新
静岡市立中田小学校6年生 卒業記念制作和紙漉き体験 平成18年11月9日 6年4組31人 11月16日 6年3組31人 11月30日 6年1組32人 12月4日 6年2組32人 |
中田小学校6年生120数名が、クラス別で和紙漉き体験をしました。学校から静岡駅まで歩いてその後安倍線バスに乗って、1時間少々かけ郷島冷泉工房まで紙漉体験にやってきました。子どもたちは中田小学校地域と違い、郷島の空の青さや安倍川や山の景色の美しさ、空気や水のおいしさ等などに感動し、ものを作ることのすばらしさに共鳴してくれたようです。 冷泉工房で煮た三椏の原料を学校で打解し、工房で半紙と色紙をそれぞれ1人2枚づつ漉きました。また紙の繊維の洋紙と和紙の違いを学んだり、黒皮取りの体験をしました。さらに休み時間には足裏健康法の道を歩き、境内に湧き出る冷泉水を味わったりしました。 持ち帰ってそれぞれ和紙を使った卒業作品を現在作成中です。どんな物が出来るか楽しみにしております。 |
紙すきを教えて下さったみなさんへ この前は紙のすき方など、ていねいに教えていただき、ありがとうございました。私は何日も前から”どんな所かな〜”とごう島に行くのを楽しみにしていました。今は紙も機械でたくさんつくることができるけど、一枚一枚自分で作るという事は、色々な物に感謝できるような気がします。秘在寺ではゆっくりのんびり、一日が過ごせました。また機会があれば紙すきの体験をしてみたいです。 6年4組 柴田 |
|
お手伝いしてくれた方々へ この前はとても貴重な体験をありがとうございました。郷島は初めてだったけど、空気もおいしくて、景色もすごくきれいで「いい所だなー」と思いました。紙すきはもっと簡単だと思っていたけど、力もいるし、とても大変でした。 できあがった和紙できっと、この体験を思いながら作品を作ります。本当にありがとうございました。 6年3組 國分 |
|
この紙すき体験をして、紙についてよく知ることができました。私は、文房具やさんにいって、和紙がすごく高いのを 見て、いつも「なんでこんなに高いんだろう?」と思っていました。でも、この体験をしてみたら、和紙を作るのはとてもたいへんなんだということがわかりました。紙をすくのには力がいるし、木の皮をむくのにも、茶色の皮を全部とるのは、すごくこんきのいるさぎょうなので和紙が高いのは、とうぜんだと思いました。 それから、おしょうさんに「木の中で紙にできるのは何%くらいか」と聞かれた時、私は「30%くらい?」と思ったけど「4%だよ」と聞いてとてもビックリしました。「もったいない・・・」と思いました。紙をむだにつかわないようにしようと思いました。大切なことを教えてもらい、本当にありがとうございました。 6年1組 佐藤 |
|
紙すき体験の先生方へ 私は、静岡駅からバスに乗っている時に、街からだんだん景色が変わっていくのを見て、どんな所に行くのかなと思っていました。バスから降りたのは山でさか道がいきなりあったり、サルもいたりしてすごい所だなあと思いました。着いた所は景色もきれいで自然がいっぱいだなあと思いました。私は4班で最初にやったのは、木のかわをとることで、木のかわをとる前に、新聞紙のことや、木のことを教えてもらってすごく勉強になりました。木のかわをとるのを見ている時は、かんたんそうだったけどやってみるとなかなかとれなくて、きれいにするのは大変でした。 休けい時間には足つぼをやってみたり、わき水をのんでみたり、おもしろかったです。午後は紙漉体験をしました。これもやっぱり見ている時はかんたんそうだったけど、やってみると難しくて、大変でした。けこう重くて、大変だったけど紙すきというきちょうな体験ができてとてもよかったです。紙すきのこと以外にも安倍川のことや、動物のことなどいろいろなことも教えていただきありがとうございました。紙すきは大変だったけど、とてもいい体験になりました。自分ですいた紙は一生の宝物です。 本当にありがとうございました。 6年2組 多田 |
|
先日は貴重な体験をさせていただき、ありがとうございました。お金で何でも買える生活の中で過ごしている子共たちにとって、物を作ることの尊さを学ぶよい機会となりました。卒業制作の中でこのような体験ができ、子供たちの心の中には一生の思い出として残ることでしょう。また自然の中で心も体も解放的になり、楽しい時間を過ごすことができたようです。今後も機会がありましたら、よろしくお願い致します。本当にありがとうございました。 6年3組 担任 糸賀 |
郷島冷泉和紙工房 |
平成18年7月1日更新
賤機中学1年生若鮎セミナー「達人に学ぶ」 平成18年6月13日(火) 参加者 午前14人・午後9人 参加者の皆さんから心温まるお手紙をいただきました。中から2通ご紹介します。 |
|
拝啓 雨に濡れた紫陽花の色が目にも鮮やかに映りますが、お変わりなくお過ごしですか。 さて先日は、お忙しい中私達の学習のためにお時間をつくって下さり、ありがとうございました。 「達人に学ぶ」では、紙漉工房の皆様に手すき和紙の技を見せていただき、また自分でも体験ができとても楽しかったです。和紙を自分で作るのは初めてでしたので、見る物全てが珍しく驚くばかりでした。「一度なくなりかけたこの地の文化に目を向け、大切にしたい」という皆様の活動は、とてもすばらしい事だと思います。皆様からは、文化を大切に守っていくという大事なことを教えていただきました。 私は、花を育てる事が大好きなので、数が減ってきている植物を保護し、皆様のように大切にしていきたいです。 本当にありがとうございました。これからも「手すき和紙作り」という文化を守っていって下さい。 敬具 平成18年6月14日 A・O |
|
拝啓 略・・・・・・ ぼくは紙すきは小学校のとき、和尚さんやその他紙すきグループの人たちと卒業証書を作ったことがあります。もう一度作ってみたいと思っていました。ぼくたちは初めに紙すきをやりました。紙すきグループの方々がていねいにやり方を教えてくれたので、思い出せました。ぼくがやった時は、あまりいいものができなくて自分でも「できなかったな」と思うばかりでしたが、教えてくれた方々が「うまくできたね」と言ってくださったのでうれしく思いました。また黒皮取りのこうていでは、ぼくはしっかりと黒皮を取れたのでよかったと思います。そのあと和紙でおりづるを作りました。でもよくつるの折り方を知らなくて、和尚さんに教えてもらい二羽作ることができました。続きは今でもやっているのでできるようにしたいです。 和尚様に教わった「毎日毎日を大事に生きる」ことをこれからの学生生活に活かしていきたいと思います。 本当にありがとうございました。これからもお身体に気をつけて、ご活躍下さい。 敬具 平成18年6月14日 S・I |
平成18年6月11日更新
賤機北小学校 地域探検 山びこ班白組 紙すき体験 |
平成18年6月8日 参加者9名(1年〜6年) 引率3名 梅雨入り小雨の中を午前10時半ごろ、子ども達は工房にやってきました。 活動内容 和紙の出来るまでを簡単に説明。 和紙による連鶴折り紙。 黒皮引き。 はがき漉き。 時間に余裕があったので、紙漉をするだけでなく連鶴の折り紙をするなかで、和紙の柔らかさ温かさを感じ、繊維の長さが紙の強さを成していることに気付かせたかった。 また和紙の原料作りの工程の一部分を体験する中で、そのむずかしさ、楽しさを体感させた。 |
平成18年5月13日更新
18年5月11日 午後 常葉学園大学造形学部 2年生 21名 担当教員 蜂谷充志 助教授 |
平面造形コース 「平面表現実習A」 和紙漉き実習 |
この授業の実習は今回2回目になります。最初簡単に郷島の紙に関係することと、和紙の出来るまでの行程を説明しました。 今回は三椏の色紙サイズの紙と、楮の半紙サイズの紙漉きを実習しました。最近は工房までマイクロバスが入るようになり、本日は雨でもあり有り難いことです。 |
本日はSBSテレビの取材もありました。寺庭さん(お寺の奥さん)が留守で電話はかかってくる、お客さんは来る、コメントはしなければいけないで、朝の準備から大変な1日でした。 ハイ 放送日 18年6月3日(土) ひる0:10 SBSテレビ みちブラ! 静岡十八番(おはこ) 安倍街道の紹介で放映されるそうです。 |
重長アナウンサー 常葉学園大学のバス |
18年5月11日 午前 ワークショップ り〜ふ 紙漉き研修 (心身障害者小規模授産所) 参加者3名 |
在宅の心身障害者に対して、社会福祉法人や保護者団体、ボランティアの人たちなどによる自主的活動として、作業を行い障害者の社会復帰を促す小規模な授産所です。 このグループは、指導者山崎君を中心に紙漉き作業を昨年より行っています。本日は久しぶりに当工房に、紙漉きのさらなるスキルアップのためやってきました。 |
7/18更新
常葉学園大学エコサークル 平成17年9月12日 午前11時より 参加者7人 |
葉書と半紙漉きの体験をしました。学園祭などで牛乳パックの紙を漉いているが、 パリッとした紙が出来ない。どうしたらいいか。という質問がありました。 原因は圧縮の重量にあります。私たちの工房ではジャッキで約3トンの圧縮を掛けます。 この日は静岡新聞の取材があり大きく取り上げてもらいました。 |
平面造形演習B フィールドワーク 「みんなで行こうツアーNo2 郷島和紙工房 秘在禅寺編」 | |
平成17年6月20日(月) 午前9時〜11時 常葉学園大学造形学部3年 蜂谷ゼミ 参加者18人 半紙の溜漉きと色紙の流し漉き、そして黒皮取りを体験 しました。男子学生は1名のみでした。 |
このフィールドワークでは、和紙の材料から作り方までを 研究して表現素材としての紙の可能性を体験し、それぞ れの作品制作のヒントを見つけ出す。 |
賤機中学1年生 若鮎セミナー 達人に学ぶ | |
講座名 手すき和紙 平成17年5月30日(月) 参加者35名 |
生徒の感想文 今日、手すき和紙づくりを体験して、和紙って木の皮でできている ことを初めて知りました。和紙をつくるためには木の皮のところに ついている黒皮むきがとても大変でした。和紙をつくる型をふる作 業も大変でした。でもていねいに教えてもらったのでしっかりでき ました。がらをつけるのがとても楽しかったです。今日はありがとう ございました。 |
*静岡市生活改善グループ連絡協議会の紙漉体験報告は、冷泉日録に掲載しました。
受講者感想 丸ごと手作り!手漉き和紙でランプ作り(全3回) |
初めて公民館の講座に参加させていただきました。最初はどんな内容でどんな雰囲気か心配していましたが、現地での和紙作りということもあって、とってもアットホームな感じで、ご指導して下さった方々の親切に本当に感謝しております。また、この受講を通して和紙作りの大変さや昔の人々の智慧の深さも痛感いたしました。作品作りはこれからですが、少しでも自分流のものが出来ればと思っております。そして秘在寺で譲っていただいた和紙で再挑戦して、我が家の廊下をやさしく照らしてくれるランプシェードが出来ることを楽しみにしております。数少ない受講でしたが楽しく学ぶことが出来ありがとうございました。(受講者Kさん) 半紙・色紙の大きさで2枚ずつ2回、講師の先生方の動作は流暢でやさしそう。何人かの受講生の最後に取り組んだがいやはや難しい。簀から紙が離れない・・・。3度やったのだが未だ離れない。助け船、パンと軽く叩いてOK。手品のごとく熟練した人の作業は無駄が無く正確だった。作業の道具も上手にできていたように思った。日本の伝統工芸のよさが今回の紙漉で感じられた。良い体験をさせていただきました。公民館の企画に感謝いたします。(受講者Hさん) 色々と苦労はありましたが、こじんまりとしたやさしい和らぎの明りに癒しを感じました。和紙は手でちぎるのはすごくかたいものだとも知りました。また、余っている和紙で何か作ってみようと思います。先生方のご準備やこまやかなご配慮、そして温かなご指導に感謝いたします。本当にありがとうございました。 |
和尚の感想 この講座に参加してくださった20数名のみなさん、雨の中お疲れ様でした。それぞれに個性のある素敵なランプシェードが出来上がり良かったですね。物作りをする楽しい時間を、皆さんと共有できましたことに感謝します。 またこの講座の主催者である北部公民館の館長さん及びスタッフの方々に心よりお礼申し上げます。企画・準備・3回講座そして作品展と1年掛けて、内容の濃い大変有意義な講座でした。スタッフの方の周到な企画運営と気配りには脱帽でした。 この安倍川水系ではおよそ五百年程前から紙漉が行われ、その漉かれた紙を利用して様々なものが作られておりました。私達のグループは、それらの物を再現するなかで先人の智慧を学び、新たな物を再生することにより、物作りの楽しさと生きる喜びを皆さんと共有していきたいと考えております。 私達の活動をご理解いただき、地域の公民館が地域に根ざした有意義な講座を企画運営して下さり改めてお礼申し上げます。 ありがとうございました。 17/3/24 |
丸ごと手作り! 手漉和紙でランプ作り 静岡市北部公民館主催 1/15 1/29 目的 手漉き和紙の原料となる楮「こうぞ」の皮を剥ぐなどの材料作りから体験し、ランプシェードの部分となる 和紙を漉き、廃材となる枝芯部分を利用して枠組みを作り、オリジナルランプを作る。 材料から体験することによって普段何気なく消費している「紙」について考えるきっかけを作るとともに 自然の恵みを生かして「手」で作る喜びを味わう。 |
|
第1回 1月15日 作業・・・ 楮蒸し・皮むき・黒皮取り 平行して以前に煮た原料の、塵より。打解 を行いました。講座参加者20名公民館職員 3名。 |
|
雨の中をお疲れ様でした。 2回の講座ですと、自分たちの剥いた楮を原料にして漉 くには時間的に無理なため、事前に煮てさらしておいた 原料の塵より打解をして間に合わせました。 塵よりはさすが家庭の主婦、かなりきれいな原料に仕上 げてくれました。 公民館の職員は雨の中を頑張ってくれありがとう。 |
|
第2回 1月29日 作業・・・とろろ葵つき・紙漉(半紙、色紙)・圧縮 |
|
今回も雨でした。 紙は半紙と色紙のサイズを全員が行いました。どなたも 初めての紙漉体験ですが、かなり上手に漉けました。 ランプシェード用の紙のため、少し黒皮を混ぜて漉きた いという要望があり、ました。後日2日に分けて板張り をしましたが、それなりに面白い紙が漉き上がりました。 |
第3回 2月12日 北部公民館でランプシェード作り。 大滝正明氏のご指導のもと、いよいよランプシェード作りです。 私達ゆうしん舎メンバー4人も一緒に参加しました。楮の皮を 剥いた後の枝を利用して、それぞれ思い思いの作品を作りま した。2時間半は瞬く間に過ぎてしまい、私は仕事の都合上ま だ未完成でしたが置いてきました。 楮の枝は皮を剥いてあるので地肌は大変美しのですが、折れ やすく割れやすいため加工作業に神経を使いました。デザイン はそれぞれに工夫され、事前考案してきた方もありいろんな面 白い形のランプシェードが出来たようです。 |
||
ボーイスカウト藤枝6団 和紙漉き体験 平成16年7月25日 参加者23人 |
紙漉和尚の和紙講座 1、 ・郷島和紙の歴史 (五色半切紙、駿河半紙、毒荏) ・紙漉発祥の4条件 (豊富で清浄な水、日当たりが良い、風当たりが少ない、もう一つは???) ・紙の繊維 (横紙破りとは?) ・和紙と洋紙の違い (紙は何からできるか?) ・和紙の漉き方 (和紙の美しく強靱な秘密は、タモに有り) |
静岡市立籠上中学2年生3名手漉き和紙体験 平成16年6月18日 |
籠上中学の総合的な学習、2年生は「静岡新発見」をテーマに3人の女生徒が工房をたずねてくれました。3人は「自然・環境」グループで、和紙漉きを通して「紙のリサイクルを考える」ということを課題に学習したいということでした。 彼女たちは中学の先生から「秘在寺ホームページ」を知り、メールで紙漉体験を申し込んできました。今後こういう人たちが増えて、ホームページを通して交流が生まれることを期待しています。またホームページの談話室で質疑応答をし、学び会うこともいいかもしれませんね。 |
|
賤機中学「手漉き和紙」体験参加者から礼状を頂きました。その感想ダイジェストです。 |
・和紙の歴史や作り方を教えていただきありがとうございました。和紙の原料の木の名前や新聞紙と和紙のせんいのちがいなど、和紙について深く知ることができました。 ・和紙の元になる「みつまた」が入っている液の中に、箱のような物を入れる角度や、液が落ちないようにゆするのが、私にとってむずかしかったです。でもとてもたのしかったです。またやってみたいなあと思いました。 ・手すき和紙は、手ですいて作るものだと思っておりましたが、想像とは全く違い、箱に入れて形を型どるものだと知りました。 ・お手本の時和紙を作るのは少しかんたんそうだと思ったのですが、やってみるととても難しかったです。 ・私は何回かやったことがありますが何回やってもすくのは大変むずかしく少し、しっぱいしてしまいそうになったりしました。 ・ぼくは、初めて和紙をつくりました。まさかあのような原料から紙ができるとは思いませんでした。 ・みな様にやさしい笑顔で指導して頂いたのが印象に残っています。 ・達人には負けますが、自分のはいいできだとおもっています。 ・おかげ様で一生けん命作らせていただいた和紙の葉書が届いた時には喜んで世界に一枚の葉書を見ました。特に皆様方の仕事場や禅宗寺でふみ石場が思い出に残りました。 ・和紙を作るのは生まれて初めての経験で驚きの連続でした。和紙を作る事の奥深さを知りました。 和紙一枚にこめられる皆様の気持ちもとてもすばらしいものだと思います。本当に心に残る経験をさせていただきありがとうございました。 |
静岡市立賤機中学1年生38名手漉き和紙体験 平成16年5月28日 |
若鮎セミナー「達人に学ぼう」 毎年恒例になりました賤機中学の紙漉体験が行われました。 賤機中学では若鮎セミナーと題して、1年生は「地域に学ぼう」をスローガンに3日間活動します。 3日目の「達人に学ぼう」は、学区に住む達人からさまざまなことを教わり、これからの活動の参考にします。 「手漉き和紙」「水彩画」「お煎茶」「まな板作り」「竹細工」「写真撮影」「尺八」などさまざざまな体験をします。 校長先生の礼状 ・・・・・お陰様で生徒は、新しい発見をすることができ、賤機学区の自然や歴史、そこに住む人々のよさを感じ、 喜びを抱いて充実した一日を過ごすことができました。改めて、多大なお力添えをいただきましたことに厚く感謝申し上げます。・・・・・ |
→静岡市北部公民館 育てて作る!ケナフ紙すき体験
静岡市立賤機北小学校ホームページ → しず北っ子だより→過去情報→2004年02月03日→
→世界にたった一つだけの卒業証書
清堂和尚の卒業式祝辞
お祝いの言葉 (賤機北小学校15年度 卒業式) 清堂 16/3/18
本日この賤機北小学校を巣立っていく卒業生9人の皆さん、ならびに保護者の皆さんに、心よりお祝い申し上げます。
ご紹介にもありましたように、今年度は9人の6年生と卒業証書を、楮原料作りから紙漉までを一緒にやりました。その時の感想文を紹介します。
今日、やっと紙漉が終わった。
すごく長い時間費やしてできた紙。
僕の宝物になるだろう。
そのぐらい大変なことがたくさんあった。
皮引きでは黒皮をはがす作業を、何回も何回も繰り返した。
失敗もしたが、今日ようやく紙ができたのだ。
こんなにがんばって作ったのだから、僕の家の宝物になるだろう。
強志
他の8人の仲間も同じように、卒業証書漉きを通じて、感動した体験をつづってくれました。皆さんの感想文を読んで、証書漉きをやってよかったなと私は思いました。
私もこの感想文をまねして、卒業生のお父さんお母さんの、今の気持ちを思って書いてみました。
今日やっと卒業式を迎えた。
すごく長い時間、12年間もかかって育てた私の子ども。
私の大事な大事な宝物。
そのくらい大変なことがたくさんあった。
事故に遭わないよう、健康で元気に育って欲しい。友達と仲良く、先生の言うことを良く聞き、立派な人になってほしいと、いつでも何回も何回も繰り返し思っていた。
子育てに失敗したこともあったかもしれないが、今日ようやく卒業式を迎えることができた。
こんなにがんばって一生懸命育てた子だから、この子は私たちの宝物です。
たぶん皆さんの、お父さんお母さんそして先生方は、今こんなことを思っていらっしゃると思います。
卒業生の皆さん、お父さんお母さん先生方に、そして北小の仲間達に、さらに地域の人たちに、感謝の心を忘れないよう、今の素直な感激をどうぞ大切に持ち続けて下さい。
最後に私の好きな言葉をお贈りします。
今 花が咲いている 精一杯咲いている 私たちも精一杯生きよう
今 花が咲いている 精一杯咲いている 私たちも精一杯生きよう
卒業おめでとうございます。