平成21年(第12回) そらの道まつり

足裏健康薬師 健康祈願祭(平成21年11月3日 天候/快晴)

第12回の「そらの道まつり」が今年も盛大に行われました。年々参加者も増えているようで、開会10時半の健康祈願法要には参拝者が長蛇の列を作りました。
今年は秘在寺御詠歌泉会の5人の皆様に、長年のご協力ご奉仕に感謝の意を込め、感謝状と記念品を贈呈しました。


薬師如来

健康祈願祭 御詠歌泉会 お焚きあげ
左:健康祈願法要  中央:秘在寺御詠歌 泉会 右:お札お焚きあげ
まつり法被 レクリエーションクラブ踊り
左:まつりの法被  中央:静岡レクリエーション
晴天
雲一つ無く穏やかな快晴日でした

第12回そらの道まつり句会(敬称略)
望月鐘雄氏と石沢石材さんのご協力をいただき、入選者には記念品が贈呈されました。 
選者・・・しずおか句碑の郷委員会(忠治・弘・鐘雄・昭良)

 特選句
秋の香や心いやせしそらの道

笠井勇作
 準特選句
お薬師へ色鳥のごとく人集う
大壺に秋草あふれ薬師堂

片田千鶴
亀山千代子
 入選句
菊日和御詠歌そらの窓ひらく   
幾里こえ澄みし流れの鮎の郷   
祭り旗静かにすわる菩薩かな   
さまざまに華が競ふや菊華展   
オリオンの流星待つ首重たかり
 

大川すみ代
岩崎堅一
鈴木智仁
松下正代
松下秀夫
 選句外
天高く薬師御詠歌広がれり
石碑に斜めの日ざし菊静か
空澄むや風も唄ふよハーモニカ
ひとつふたつとび石渡る秋ひなた
そらの道友と歩いて楽しいな
鰯雲双子生まれる句碑の郷
つつ花火嫁人りきまる句碑の郷
顔ぶれが馳走の集ひ芋煮汁
里人のみなほほえみて秋まつり
薄野やわびさび匂う山の辺に
山頭火句碑の日溜り小鳥来る
友の句碑面影のゆれ野菊ゆれ
山頭火句碑にしみ入る新走り
秘在寺の空にひびくよハモニカの音色
稲すずめ案山子ほほえむ見張番
 選句外
白椿風さえ甘きそらの道
山峡の冷気に映える蕎麦の花
御本尊に健体祈して秋祭り
たのしさは祭りの輪にいて秋句作
手漉紙に紅葉一葉と句も添えし
山寺に幟はためき秋まつり
太鼓の音心一つに秋まつり
並ぶもの皆ほしくなる秋まつり
天井守辛さ競って赤くなれ
碧空にとけ込むかや赤き柿
天高し健康願う読経の声
冬晴れや句碑立並む郷島の里
秋晴れや祈願の読経つつ抜けに
秋空へ煙すっきり御札焚き
そらの道出会ひの人の笑み優し

そらの道まつり 日程

そらの道まつりは 毎年 11月3日(文化の日)に開催しています。